音楽と人生に関する一考察

Simon & Gerfunkel / The Sound of Silence

Sounds of Silence Sounds of Silence
Simon & Garfunkel
1966


♪The Sound of Silence
Hello darkness, my old friend,
Ive come to talk with you again,
Because a vision softly creeping,
Left its seeds while I was sleeping,
And the vision that was planted in my brain
Still remains
Within the sound of silence.

In restless dreams I walked alone
Narrow streets of cobblestone,
neath the halo of a street lamp,
I turned my collar to the cold and damp
When my eyes were stabbed by the flash of
A neon light
That split the night
And touched the sound of silence.

And in the naked light I saw
Ten thousand people, maybe more.
People talking without speaking,
People hearing without listening,
People writing songs that voices never share
And no one deared
Disturb the sound of silence.

Fools said i,you do not know
Silence like a cancer grows.
Hear my words that I might teach you,
Take my arms that I might reach you.
But my words like silent raindrops fell,
And echoed
In the wells of silence

And the people bowed and prayed
To the neon God they made.
And the sign flashed out its warning,
In the words that it was forming.
And the signs said, the words of the prophets
Are written on the subway walls
And tenement halls.
And whisperd in the sounds of silence.

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こんにちは、暗闇君
僕のたった一人の古くからの友人
今日も君と話をしたくって
なぜって
僕が眠っている間に幻影が残していった種が
僕の脳みその中で育っては繰り返すんだ
沈黙の音楽を伴って

不安定な夢の中を僕は一人歩いていた
コブルストーンの狭い通りを
街灯に目が眩み 
僕は寒さに襟を立てて黙り込む
ネオンライトのフラッシュが僕の目に突き刺さり
夜は引き裂かれ
沈黙の音楽に触れた

そして裸の光の中で僕は見たんだ
1000人、いやもっとそれ以上の人々が
話すことなく語り合い
聴くことなく耳を傾け
決して分かち合うことが出来ない声で歌を書く
そしてそのことに誰も気に留めることすらなく
沈黙の音楽を乱すものは無い

「そんな馬鹿な」と僕は呟く
沈黙はまるで癌のように転移していく
僕が君に伝えたかった言葉を聴いてほしい
あなたへとさしのべた手をとってほしい
けど僕の言葉は静かに降り注ぐ雨粒のように
沈黙の井戸の中でこだましているだけ

そして人々は拝み祈る
自分たちで創り上げたネオンの神様に
ネオンサインは激しく警告し続ける
「預言者の言葉は地下鉄の壁や下水道の穴に記されている」と
沈黙の音で囁いている

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ザ・サウンド・オブ・サイレンス…沈黙の音楽、静寂の音って???
ありえない、けれど「沈黙の音楽」=「無音」ではない。
「死」がイコールそのまま「無」ではないように、The Sound of Silenceは確実に存在する。
蛇足ですがHNのgoldenblueにもそんな思いを込めています。金色の青?ってどんな色?それとも黄金の憂鬱?

サイモンとガーファンクルに出会った時、彼等への評価は軟弱で女々しい懐メロでしかなかった。けどある時この歌の訳を知って衝撃を受けたのを覚えている。ただの柔なポップソングだと思っていたものが、こんなにも深く孤独でへヴィな世界を表現していたことに。或いはこんなにも絶望的な詩を持った歌が世界中で愛され歌い継がれていく皮肉に。
1966年にこの歌で提示された世界の孤独と絶望は、40年後の2006年、あまりにもありふれた痛みとして僕らの前に広がっている。ポール・サイモンが予言したとおり、それは癌のように広がって、もはや末期的ですらある。

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The Best of Simon & Garfunkel The Best of Simon & Garfunkel
Simon & Garfunkel

コメント

S&Gはよく聴いてました。

我家には洋楽のアルバムが少なかったのでS&Gとカーペンターズばかり聴いてました。細胞にしみこんでますがgoldblueさんのように深くは考えたことはなかったです。沈黙の音楽とは現代にはびこる孤独感や絶望感なのでしょうか。HNも凝っていますね。

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プロフィール

Author:goldenblue
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音楽から人生へのいろんな示唆を受けてきた。音楽から得たインフルエンスやインスピレーションを通じて人生の機微を語ってみたいと思った。もっとも、文章で語れない想いだからこそ音楽で表現するのであるからして、到底うまく語ることなどできっこなかったのですが。

『音楽と人生に関する一考察』は
2008年3月にて
一旦完結しました。

2008年4月より
『日々の糧と回心の契機』へ

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